ヨーヨー競技会、ウェブサイト等における音楽の利用について

3月までに、JASRAC(社団法人日本音楽著作権協会)とJYCCサイドで、フリースタイル等で使用していた曲の著作権についてのミーティングを行ってきました。

今まではパフォーマンスを表現するための一つとして、さほど気にせずに使っていた楽曲でしたが、著作権問題はヨーヨープレイヤーや大会運営側が法を遵守し、世の中にきちんと認められていくための第一段階として、理解が必要なことです。

ヨーヨーの大会やパフォーマンス等でどのように音楽の使用をしていくべきかは、現在協議中ですが、JYCCとしては以下の内容についてヨーヨープレイヤーに呼びかけ、守っていただくようご協力してもらいたいと考えています。

1 )フリースタイル動画のインターネット公開について

BGMとして使われている曲がJASRAC管轄の曲である場合がほとんどであるため、映像の配信が主な目的だとしても、曲の使用に対して著作権の問題が出てきます。当面、この問題がクリアになるまではフリースタイル動画の配信を停止します。またプレイヤーの皆さんも、法律に抵触する可能性が有る、という点を踏まえ、自粛してもらうようにお願いします。

2 )クリップ動画の曲について

上記と同じ理由により、製作者に許可を取ったライセンスフリーの曲以外の使用は止めてください。また過去に発表された作品もオンラインにアップロードされている場合は公開を中止するか、曲をライセンスフリーのものに変更してもらえればと思います。

3 )大会での曲使用について

JYCCとしてはJYCCの大会の運営スタイルを変えることなく、継続していくことが最重要課題であると考えています。できれば今まで通り、運営できる方向でいろいろな方面に働きかけをしていきますが、場合によっては、多少の変更が考えられる場合もあります。その際は速やかに発表します。

著作権問題については無断で使用した側に多大なる責任及び出費(時には数千万を超えた額になります)が伴います。したがって、法律を守らなくても良い、こうすれば抜け穴がある、という考え方ではいつまでも世の中に認められる団体やヨーヨープレイヤーというものになりません。JYCCとしては法律をきちんと遵守した上で、大会の運営をスムースにしていきたいと思います。またそれが多くのヨーヨープレイヤーにとって利益があることにつながり、ヨーヨーの普及ということに広がっていくのではないかと考えます。

「ヨーヨープレイヤー一人一人がヨーヨーという世界を支えている」という自覚を持った行動をしていただければと思います。

今後の続報をお待ちください。

2006年5月13日 日本ヨーヨーコンテスト委員会 代表 三居弘典


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